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芸術の秋 テンペラ画に触れてみました

2024-11-18
 「テンペラ画ワークショップ」を11月10日に開催しました。

中世ヨーロッパから伝わっている「テンペラ画」にチャレンジ。混ぜ合わせるという意味のラテン語「temperate」を語源とするイタリア語「tempera」が言葉の由来です。はじめに白亜地の木の板に下書きをしていきます。
ペットや花、自画像やキャラクターなど、みなさん思い思いのモチーフを書かれてました。背景には模造金箔を施して、ちょっとゴージャスに。赤い下色を塗っておくと、箔が剥がれたとしても独特の風合いを保てます。
いよいよ彩色です。
今回は代表的な技法である「卵テンペラ」を体験します。
卵黄と食酢を1:1で混ぜたものがメディウム(材料)となります。
さらに、そのメディウムと顔料を1:1で混ぜ合わせて絵の具を作ります。
 
絵の具が乾けばすぐに塗り重ねができ、乾燥すると水に溶けなくなります。
卵テンペラは経年劣化がすくなく、数百年の時を経ても色鮮やかさを保てるのが魅力です。

ルネサンス時代の名画にも負けない数々の作品ができあがりました!
みなさん芸術の秋を堪能されていたようです。
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